07年2月 「移動」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

フロート   : STAND INNER SOLITUDE  02/15 


僕が今目にしている風景は何連も重なっているメガピクセルのはずなのに
そこにフューチャーを見出せないのはなぜなんだい
目的なんてないさ 意味だって全然わかんない
僕の存在に意味は無いけど でも何かがふっきれてノートを
涙で濡らしちまった 不確かなものが欲しい

たまに不意にアコースティックから流れ出すこのメロディーは
俺の中のヒーローを呼び起こして今でも青い眼球から涙を流させるよ
今夜は逝きすぎた眼を見すぎた そっと目を閉じよう
ガード下の黒さを冒険した時の感覚 あぁ不確かなものが欲しい

嗅ぎ慣れた空気香るこの机から眺める風景は
最高の眺めだったぜお世辞だけど
別れを告げてこの体を不安定な未来へ思いきりさらけ出す
50MINTS飲み込んだ


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


SAKURA   :もん   02/16

いつも見慣れた長い廊下
光が差し込む放課後の
そこから眺める景色が好きだった

黒板の前のピースマークのクラス写真
もうこの場所に集まる事はないんだね

君も僕も街も
移り行く時の中で
変わらないものの方が新鮮に映った
今の僕は

今日までの日々を少しずつ忘れてしまっても
きっとまた思い出すだろう

でもその時は愛しさで溢れながら
静かに笑いながら
君の事も思い出していたい

君も僕も街も
移り行く時の中で
変わらないものの方が愛しかった

僕達の中に桜はある
あの時と変わらぬ春風

いつもここにある
僕の肌をかすめていく


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


季節    : シュウ  02/18


ここにいるのと
どこかに行ってしまうのでは
咲く花が違うだけです


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


夕暮れ   :水散る  02/20

崩れそうで崩れない
こんなにも堕ちそうな空に
溺れている

色彩の暗い街をすり抜けて
オレンジの光線は染める
瞼の裏まで

芽生えそうで芽生えない
形のない感情がその向こうで
待っているんだと
言い聞かせて
立ち尽くしてたら

確信犯がまた一人
摩天楼に突き刺さった
僕の声は届かず
摩天楼に突き刺さった、夕暮れ。


溢れかえる暗喩に意味は無くて
いつか剥がされていくのさ

悲しがり屋の泣き声が
僕を澱ませている
踏切で

夕暮れは、音もなく
夕暮れは、音もなく
夕暮れは、音もなく
僕の心を包んでしまって


確信犯がまた一人
摩天楼に突き刺さった
想像力を奪い取って
摩天楼に突き刺さった
確信犯がまた一人
摩天楼に突き刺さった、夕暮れ。


爪の先まで染みる
身体は冷たい熱を帯びる


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


Do you still remember?   :master  02/20

まだ覚えてる?
はじめて会ったときのこと
君に興味持っていったときのこと

あなたはまだ覚えてる?
「ナマイキだよ」と下から頭をつっついてきたときのこと
「なんか歌って、私の命令」なんて言ってきたときのこと

覚えてる?
一緒にいれなかったときのこと
叫びたいほどせつなかった夜

I still remember
会いに行きたい この翼のない体がもどかしくて




 モドル  
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送