07年1月 「新生」

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誕生と希望概念(を問う)   : STAND INNER SOLITUDE  01/03 


液状とともに砂漠のど真ん中に生まれ
太陽の動きを覚え日食を見て夜の影を思い知る
全てこの世の循環であるならば
始めからそれぞれの個室に用意されたものを使い
時を過す事他ならないのだろうか
それを悪循環と思った私は偽善者であろうか
例えばインディアンの少年が均一に悟った制裁の汚れた手によって
洗礼を受けている傍らで私は泣いた


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希望〜And the gel was born〜   :STAND INNER SOLITUDE  01/03

迷い子のような夜空の深い闇に
一点星が瞬いていた
ほっとして立ち止まった
足元でぐちゃぐちゃになって変形を繰り返す
ゲルの未来には希望が見えた


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あした明ける月   :もん  01/14

夜中に目覚めた白黒チョウが
風を探してる

人にやさしくなれた出来事を
伝えたくて 揺られてる

冷めないうちに召し上がれと
気にかけてくれるあなたには
寄せ集めた優しさじゃ嫌だったんだ



昼間には飛べなかった白黒チョウ
正直な場所は眩しくて疲れた

何処にでもある光と影の世界を
自由に行き来できる日が来るはずと

自分で作った白と黒は意心地がいいけど
何時までも居ちゃいけないよなぁ
君の声が聞こえる

あの時の思いはうそじゃないのに
少しずつ薄くなっていく記憶が悲しいの

意識がまだあるうちに伝えたい
本当の僕  本当のあなたに

さよなら いつの間にか夜が明けた


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デブリ   :シュウ  01/18

明るい宇宙に響いた
呆ける前は
悲しい宇宙に響いた
きのうのあした

飛んでいく と思うよ 飛んでいくと思う
飛んでいった のかな 飛んでいったのさ

ふくらみ続けるから誰にも会わないまま
ずっとしぼまないから誰にも会えないまま
終りが見えないから誰にも会わないまま
始まりを知らないから誰にも会えないまま

何もない
空には誰もいない
氷に貫かれて
デブリは死んだ
デブリは死んだ
飛んでいくのを誰も見ていなかった
死んでいくのを僕しか見ていなかった




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