06年7月 「愛の言葉のない恋愛詩」

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永く眠る   :水散る 07/26 


回想はひび割れて

重油の海を泳ぎまわる

夜は見えなくて

干からびた叙情が血に戻る



最低の優しさで

君と僕は繋がっていた

僕が目覚めたとき

君はもう魚で

謝る言葉を飲み込んだ





退屈が服を着て

飴色の世界を歩いてく

最後 映るのは

君なんだろうか

空なんだろうか





最低の優しさが

すべてを繋げていく

回想がひび割れて

君の長い髪が

僕の目を塞ぐ





ねえ

このまま死ねたら

君を忘れたりしないだろう



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