05年1月 「雪」

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ホーム   :dive。 01/04


嬉しいお世辞が飛び交って
笑いながら雪まみれ
僕ら何になろう

どんな日よりも眩しい朝が来た
やがて忘れるとしても
今は冷めた考えを照らす

和やかな色が行き交って
寝ぼけ眼で雪まみれ
僕らここにいよう

どんな日よりも眩しい朝が来た
永遠じゃないと言っても
たまにはクールを剥ぎ捨てる

白く広がる海原で
ひとつの花が顔を出した
街は笑う

嬉しいお世辞が飛び交って
笑いながら雪まみれ
僕らここにいよう


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掬い手   :シュウ 01/05

どうせなら

俺の手で溶けてくれ

随分とおこがましいが

茶色に汚れて欲しくない


君には



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雪解け   :尭 01/10

空から舞い落ちる白い華

僕らのあしあとを覆い隠す様に

思い出も色褪せていく

そっと吐いた白い息は僕の心に

潜む孤独で誰彼でもない君を求めていた

とはいえ月日は

恋心も奪うのさ

この季節が今日もまた来たねと

そう笑える様になったよ



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たとえば   :水散る 01/02

この街に似合わない雪のせいで

かじかんでいる筈の君の手を

そっと 暖めに行く



たとえばそんな

些細な理由でいい




君に逢いたい。



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いつかの夢物語   :きょこ 01/08

こんなに寒い日には
君のあたたかい手に
やさしく触れられたいよ
「何でこんなに冷たいの」って
笑いながら言ってくれるかなあ
でもね
何も言ってくれなくてもいい
君が隣に居てくれるならいい

ねえ、今夜は今年で一番冷えるんだって
だから、もしかしたら雪が降るかもしれないね
もし雪が降ったら、また迎えにきてくれるかな
「めんどくせぇ」なんて言いながらも
その言葉とは正反対の君の気持ちに触れたいな

ねえ、雪は降ったよ
でも、君はもうここには来ないよ
こんなにも降り注いでいるのに
こんなにも積もっているのに

やっぱり悲しくなったから
静かに静かに空を睨み付ける
「本当の終わり」も降ってきた
それがいつだって現実を示している
掌の上に載った小さな結晶は
ぴーんと背筋をひきしめるほど
ひんやりとしていた

あたたかい手はこの手から離れて
誰かの、誰かのやさしい手を包みました



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芽   :楓 01/15

君に必要なのは 新しい純白の雪や 熱らされても溶けない氷ではなく、

温もりなんだ。




だからこうして 僕は居るし、君は孤独な冬に逃げなくてもいい。



僕の所へ来て。


君が居なきゃ春が来ないんだ。




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